• Delay-Tolerant Networking

  • RFC4838, CCSDSで標準化されている

  • 宇宙でTCP/IPは大変

    • 惑星間通信では、パケロス率・レイテンシが非常に高くつく
    • 衛星の移動・Link handoverなども考慮する必要がある
    • 衛星が惑星の裏に隠れていると通信できない
    • ノードが継続的に接続されていることを前提としている(ことが多い)
    • データリンクが対称・双方向であることを前提としている
  • DTNとTCPの比較

    • DTNはStore-and-Forwardでパケットを送る

      • TCP/IPでは再送をソース側でやるけど、DTNはこっち
  • Bundle ProtocolConvergence Protocolの2つがある

    • Bundle Protocol: Transport(TCPとか)の上に載る。バンドルの配送を頑張る。インターネットでいうところのIP的な感じ。
    • Convergence Protocol: DTN環境内での異なるネットワークとのインターフェイスを提供する。
  • 用語

    • Bundle
      • ノードのストレージから別のノードのストレージへと、徐々に(Eventuallyに)パスをたどって配達されていく。
    • Bundle Protocolに基づいてデータを受信・送信するエンジン。各ノードはDTN endpointsのメンバー
    • DTN endpoints: DTNノードの集合。エンドポイント内のノードの最小サブセットがエラー無しでバンドルを受診したときに、BundleはDTNエンドポイントに正常に配信されたとみなされる
    • ADUs: Application Data Unitsの略。アプリケーションは、Bundle Protocolの上でADUを運ぶ