- 簡潔データ構造のサイズの上界(Upper-bound)を求める際に用いられる
凸関数の定義
- 任意のx1,x2∈Iと0≤λ≤1について、以下の不等式を満たすときfを下に凸関数と呼ぶ
- f(λx1+(1−λ)x2)≤λf(x1)+(1−λ)f(x2)
- x1≤λx1+(1−λ)x2≤x2、f(x1)≤λf(x1)+(1−λ)f(x2)≤f(x2)であることに注意
- 狭義凸関数の定義: 任意のx1,x2∈I(x1=x2)と0<λ<1について以下の不等式を満たすときfを下に狭義凸関数と呼ぶ
- f(λx1+(1−λ)x2)<λf(x1)+(1−λ)f(x2)
- 例: x2,logx,ex...
- f(x)が定義されているところに、フラットなところ、直線的なところがなにもないイメージ
イェンセンの不等式
- 凸関数の定義の一般化
- f(x)が下に凸の関数で、x1,x2,...,xn∈I,λ1,...,λnを∑k=1nλk=1かつλk≥0とする。このとき、次のような不等式が成り立つ。
- ∑k=1nλkf(xk)≥f(∑k=1nλkxk)