• 令和5年度東京大学学部入学式 祝辞(グローバルファンド 保健システム及びパンデミック対策部長 馬渕 俊介 様

    • 「夢」について皆さんにお伝えしたいことは2つです。1つは、夢に関わる、心震える仕事をして欲しいということ。修行のために敢えて途上国の支援とは関係のない仕事をしたときに実感したのですが、自分の夢に関わる本当に好きなことをやらないと、それを徹底的に突き詰めることはできません。また、好きなことをやってないと、幸せの尺度が「自分が他人にどう評価されているか」になってしまう。それではうまくいかないときに持たないです。他人の評価を気にする他人の人生ではなく、自分がやりたいことに突き進む自分の人生を生きてください。もう一つお伝えしたいのは、夢は、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることはできないということです。夢が見つけられないというのは、ほとんどすべての人が抱え続ける悩みですが、夢は、待っていれば突然降ってくるものではありません。探し続けて、行動してみて、その中で少しづつ「彫刻」のように形作っていくものだと思います。周りに流されず、自分の興味のままに、探し続けてください。そしてそれが一番自由にできるのは、今からの4年間です。

      • 幸せの尺度を外部評価に委ねたくない(kekeho)
      • 今の時点で「これが自分の夢です」とはっきり言えるものがなくてもよくて,目の前の楽しいものにちゃんと向き合うのが大事(kekeho)
  • osmさん (BcaliのWIPにて)

    • 僕らは技術に立脚した視点を持てるから価値を判断できる

      • ほんとそう(kekeho)
      • 技術に軸足を置かずに哲学だけ語っている人の言葉は何も響かないし,気づかないうちに自分もそうなりかねないので注意(kekeho)
  • これは水です。

    • https://j.ktamura.com/archives/this-is-water
    • 僕は、憐憫だの思いやりだのいわゆる人徳だのについて説教するつもりはありません。これは人徳の問題ではありません。先天的な自己中心的なデフォルト設定をいかに抜け出すかという問題です。

    • この学校の類いまれなる学術的環境を前提に、デフォルト設定を変更するちからがどの程度知識や知力に依存するのかということを考えましょう。この問題はかなりトリッキーです。おそらく学術的教育の最たる問題は、まあぼくの場合ですが、物事を過剰に学術的に捉えるようになってしまい、自分の頭の中の抽象的な議論に終始し、目の前の現実に注意を払わなくなってしまうことです。

    • みなさんもお気づきでしょうが、自身の頭の中の独白に催眠されることなく、周囲に注意を払い続けるというのは非常に難しいことです。大学を卒業して20年が経った今、リベラルアーツ教育の肝である「自分の頭で考えられること」というのは、「自分の頭で考えられるということは、何について考えるか、ある程度自分でコントロールできる術を学ぶこと」を端折ったものだ、とようやっとわかってきました。つまり、研ぎすました意識を持ち、自分が考えるべき対象を選び、自分の経験から意識的に意味を抽出できるようになること。これができないと人生はツラいものがあります。「意識は優秀な執事ではあるが、最悪な主である」という、これまた陳腐な表現が意図することです。

      • これは本当に難しい。本当に難しいけど常にチャレンジし続けたい。
    • さらにやっかいなのは、いわゆる現実社会は、君たちがデフォルト設定で生きていることをよしとしています。というのも、いわゆる現実社会は、人とカネが、恐怖、怒り、苛立ち、欲求、そして自己崇拝の渦の中で、楽しくやっているものだからです。現に現代社会は、こう現代社会のエネルギーを利用して、巨万の富と快適さ、個人の自由を実現しました。セカイの中心にぽつんとある、1人1人の頭の中の、頭蓋骨サイズの自由の王国。確かにこういった自由は大事ですが、自由の定義は他にもあります。欲求と達成にとらわれた社会では無視されてしまう自由です。その中でも特に大事な自由が、まわりに注意を払い、意識的にものを見つめ、自制心を持つことで得られる自由。誰にも見えないところで、毎日毎日、自分以外の人々のことを思い、彼らのために犠牲をはらい生きる自由。 それこそが本当の自由です。それこそが本当に教育を受けるということです。それこそが自分の頭で考えるということです。無意識、デフォルト設定で、小競り合い、モノやカネを持っている持っていないに執着する無限ループの対極にある生き方です。

      • 周りのことを考えられるようになるだけでQoLが上がる(kekeho)
        • これは意識的にやらないとできないので,適当に生きているとQoLが下がる(kekeho)
        • 周りのことを考えるには、広い教養が必要(kekeho)
  • Computational Thinking

  • 塾長室だより No. 21 大学と日本の危機-再考: 慶應義塾

    • カメとしてどこまでも成長できる環境: 好きな科目や趣味がとことん追求でき、そのことが周りから尊敬され、その特技を仲間に教えることで周りに加えて本人までが学びを深められる環境を整えられるか・そこに身を置けるか、そのうえで好奇心ドリブンで研究に打ち込めるか(kekeho)
    • 大学の宝は表現の自由、学問の自由、人権の最重視といったリベラル精神や民主主義であるが、その先にある目標が、個々人の安住と幸せという利己的なものであってはならない。学問によって人間や社会を豊かに平和に導くという崇高かつ大学ならではの利他的な目標を共有し、それぞれの大学が建学の精神に基づき、独自の創造性を発揮することが肝要である。

  • 好奇心を原動力とする研究 | 日本版AAAS設立準備委員会

    • 科学の原動力は、好奇心(kekeho)
  • 若き日の小さな勲章が大きな呪いになる

  • 福山雅治になる方法

    • 母校の先生。
  • ICC赤根所長「自分の墓を作る所はどこでもよい」単独会見で覚悟、国際情勢が緊迫の中

    人間到る処青山あり。自分の墓を作る所はどこにでもある、と思い切るしかない

    • かっこいい(kekeho)
  • 登大遊、落合陽一を生んだ、未踏の父・竹内郁雄に聞く「優れたエンジニア」に必要なこと

    基礎力というと学校の勉強をしっかりやることのようにも聞こえるけれど、必ずしもそうではないんです。メタスキルを持つ人とは、別の言い方をするなら、目移りしやすい人です。隣の芝生が青く見えると、すぐにそっちへ行きたくなる人。今はWebのことをやっているけれども、仮想通貨が出てきたら「そっちも面白そうだな」というように。ふっと横道に逸れる。そうやって本業とは別に勉強ができる人のことです。いくらでもテクノロジーの浮気ができる人、とも言えます。