# 妄想する頭 思考する手
## Metadata
* Author: [暦本純一](https://www.amazon.comundefined)
* ASIN: B08W2GBQWW
* Reference: https://www.amazon.com/dp/B08W2GBQWW
* [Kindle link](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW)
## Highlights
発想法にはいろいろな技法があるが(後述)、私が大事にしている思考ツールはとてもシンプルに「言語化」だ。言語化すれば一撃でわかる。 モヤモヤとした頭の中のアイデアをとにかく言語化してみることで、そのアイデアの穴が見えてきて、妄想は実現に向かって大きく動き出す。 — location: [473](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=473) ^ref-58437
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だから、「やりたいこと」を聞かれてジャンルしか思いつかない人は、そもそも自分がなぜその領域に興味を持ったのかを掘り下げて考えてみるといい。そこにはきっと「こういうことができたらいいのに」という妄想の 種 があるはず — location: [605](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=605) ^ref-32921
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面白い「手段」を思いついたなら、後からそれを解決策として使えそうな課題を探せばいい。 — location: [648](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=648) ^ref-23968
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自分の妄想から生まれた面白いアイデアは、最初の用途にこだわりすぎずに、より大きな「必要」の可能性を検討してみることも大事だろう。 — location: [649](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=649) ^ref-29458
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素材の良し悪しを知るには、実験や試作などの本格的な研究作業に入る前に、論文のあらすじを書いてみると — location: [665](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=665) ^ref-15494
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アイデアの「責任」を負うのは、それを思いついた個人であるべきだ。集団で考えると、責任が分散してしまうので、真剣に考えることができない。「真剣に考えない」とは、つまり、自分自身の妄想と正面から向き合って一行のクレームにまとめるような言語化作業をしないということだ。 — location: [867](kindle://book?action=open&asin=B08W2GBQWW&location=867) ^ref-16377
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