# 一九八四年 ## Metadata * Author: [ジョージ・オーウェル、高橋 和久、高橋和久](https://www.amazon.comundefined) * ASIN: B009DEMC8W * Reference: https://www.amazon.com/dp/B009DEMC8W * [Kindle link](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W) ## Highlights 理解力を欠いていることによって、かれらは正気でいられる。かれらはただひたすらすべてを鵜呑みにするが、鵜呑みにされたものはかれらに害を及ぼさない。なぜなら鵜呑みにされたものは体内に有害なものを何も残さないからで、それは小麦の一粒が消化されないまま小鳥の身体を素通りするのと同じなのだ。 — location: [4559](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W&location=4559) ^ref-45827 --- 階級社会は、貧困と無知を基盤にしない限り、成立しえないのだ。 — location: [5590](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W&location=5590) ^ref-34020 --- 支配者であることの 秘訣 は、自分は決して誤りを犯さないという信念と、過去の過ちから学ぶ力を兼ね備えることだからだ。 — location: [6206](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W&location=6206) ^ref-32089 --- 一般に、理解力が深くなればなるほど、 迷妄 も深まるものだ。つまり知的になればなるほど正気を失っていくのだ。 — location: [6216](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W&location=6216) ^ref-15623 --- 正気かどうかは統計上の問題ではない」 — location: [6271](kindle://book?action=open&asin=B009DEMC8W&location=6271) ^ref-12336 ---